AIエージェントを使って制御された攻撃を実施し、ハッカーに悪用される可能性のある弱点を特定するサイバーセキュリティ・スタートアップのArmadinは、シリーズBで2億5,550万ドルを調達し、評価額は25億ドルを超えた。
Andreessen HorowitzとAccelが共同でラウンドを主導し、新規投資家のBain Capital VenturesとRedpointも参加したとArmadinは木曜日に述べた。
既存投資家の8VC、Ballistic Ventures、Google Ventures、In-Q-Tel、Kleiner Perkins、Menlo Venturesも参加した。今回のラウンドにより、Armadinの累計調達額は4億4,500万ドルとなった。
今回の資金調達は、Armadinがステルス状態から姿を現し、シードとシリーズAで合計1億8,990万ドルを調達した7カ月後に行われた。
AIエージェントが企業システムをテスト
Armadinによると、同社は企業システムに制御された攻撃を実施するAIエージェントを使い、セキュリティ上の問題を見つけている。エージェントは、1つまたは複数の問題を利用して他のシステムや機密データに到達できるかを確認する。
Armadinによると、あるテストでは、エージェントが2万5,000を超えるサービスを標的にし、1,300件の攻撃を仕掛け、238件のセキュリティ上の問題と、攻撃に使われる可能性のある経路を38件発見した。
Armadinは、Fortune 500企業や政府顧客と協業していると述べたが、社名は明らかにしなかった。
「AIを使えば、攻撃者は人間のチームが対応できるよりも速く、弱点を見つけて連鎖させられる」と、ArmadinのCEOであるKevin Mandiaは声明で述べた。「そのペースに追随できる防御を構築する唯一の方法は、利用可能な最も優れた攻撃を使って毎日訓練することだ」
Mandiant創業者が率いる
Mandiaは以前、サイバーセキュリティ企業のMandiantを創業し、FireEyeのCEOを務めた。Armadinのウェブサイトによると、サイバーセキュリティ分野で30年以上の経験を持つ。
GoogleはMandiantを2022年に54億ドルで買収し、Google Cloudに統合した。
「大規模なプラットフォームの転換が起きるたびに、新世代のセキュリティリーダーが生まれる。AIは、私たちがこれまで目にしてきた中で最大の転換だ」と、Andreessen HorowitzのゼネラルパートナーであるDavid Georgeは述べた。「ArmadinがAI時代を代表するセキュリティ企業になると確信しているため、投資した」
