Broadcomは、OpenAIと共同開発しているカスタムAIチップ向けに、500億ドルを超える資金調達を目指していると報じられている。

ApolloとBlackstoneが融資元候補に含まれると、The Wall Street Journalが報じた。同紙は水曜日、事情に詳しい関係者の話として伝えた。ただ、協議はまだ初期段階にあり、調達額は変わる可能性がある。

関係者の一人によると、Broadcomの資金調達にはOpenAI向けチップの数ギガワット分の供給能力が含まれる可能性がある。最先端AI研究所であるOpenAIが自社専用インフラの整備を強化するなか、契約は年末までに成立する可能性があるという。

今回の提携案は、BroadcomとOpenAIが1年前に、OpenAIが設計したAIアクセラレーターを10ギガワット分開発・展開すると発表した提携に続くものだ。両社は2029年までにシステムを展開する計画だ。

Broadcom AI Semiconductor Revenue

Broadcom AI Semiconductor Revenue

SOURCE: The Latent

Oracleもチップ資金調達について協議

Broadcomの資金調達をめぐる協議は、業界全体でAIチップやデータセンターへの支出が拡大するなかで進められている。

WSJは水曜日、Oracleが大量のチップ購入資金を調達するため、ApolloおよびGoldman Sachsと協議しているとも報じた。Oracleのような企業はこれまで、自社のインフラ拡張を自ら資金調達してきたが、企業債務市場が限界に近づくなか、さらなる資金を求めてウォール街の投資会社に頼るようになっている。事情に詳しい関係者の一人によると、Oracleは複数の資金調達パートナー候補と協議するなか、今年中の契約成立も目指している。

SpaceXも別の企業として、400億ドルの調達を目指していると報じられている。AIおよびロケット開発を手がける同社は、AI関連の取り組みに向けたNvidia製チップの購入資金として、銀行融資約100億ドルと投資適格債300億ドルの調達を目指していると、The Financial Timesが報じた。同紙は水曜日、事情に詳しい関係者の話として伝えた。