OpenAIは、米陸軍元長官のDan Driscoll氏を国家安全保障の近代化担当の上級顧問に任命した。
新設されたこの役職でDriscoll氏は、経営幹部や外部パートナーと協力し、国家安全保障とサイバーセキュリティにおける高度なAIの活用について助言する。特に米国の同盟国との協力に重点を置く。OpenAIによると、Driscoll氏は世界各国の国家安全保障機関が必要とする実務上の要件を同社が把握するうえでも支援するという。同社は月曜日の発表で明らかにした。
「AIは人々が自分の人生をより強く管理できるようにすべきであり、AIがどのように開発されるかについて人々が意見を述べられるべきです」とOpenAIのCEO、Sam Altman氏は述べた。「米国には、他国と協力して民主的なAIの普及を広げるまたとない機会があります。Dan Driscoll氏をOpenAIに迎え、米国のリーダーシップを強化し、その取り組みを進められることを楽しみにしています」
AIで国家安全保障を強化
発表によると、Driscoll氏は以前、陸軍の第26代長官を務め、現役兵、州兵、予備役の兵士合わせて約100万人と、26万5000人を超える陸軍の民間職員を対象に、作戦、近代化、資源を統括していた。軍以外でも、Driscoll氏は政府の上級指導者や民間部門での職務経験を持つ。
「私はキャリアの大半を公共サービスに費やしてきました。最初は兵士として、直近では陸軍長官およびATF長官代行として務めました。職務に就く人々は、私たちが提供できる最高のツールを手にするに値します」とDriscoll氏は述べた。「国家安全保障上の要件は、過去50年間のどの時期よりも速く変化しています。この技術は、書類作業を減らし、より多くの情報を整理して理解し、適切な答えを適切な人により迅速に届けることで、彼らが変化に対応するのを支援します」
OpenAIによると、Driscoll氏は、国家安全保障におけるAIの実用化を目指す政策や戦略に関する意思決定について、同社の官民パートナーにも助言し、「世界が民主主義の原則を支えるAIを構築できるよう支援する」という。同社によると、今回の任命は、サイバー上のレジリエンス強化と重要サービスの保護に重点を置くOpenAIの既存のDaybreakプログラムを発展させるものだという。
「米国と同盟国がこの技術を責任を持って活用できるよう、私たちを守ってくれる人々のために力を尽くすため、OpenAIに加わります」とDriscoll氏は付け加えた。
