元GoogleチーフサイエンティストのJeff Dean氏が設立したAIスタートアップDiscovery Loopは、約500億ドルの評価額で新たな資金を調達しようとしていると、Business Insiderが報じた

Dean氏は先月、Googleでの役職を退いた。事情に詳しい関係者によると、新たな目標は、同社が10億ドルを調達していた数週間前に目指していた約100億ドルの評価額から大幅に引き上げられたものだ。

このスタートアップは、数千件の実験を並行して実行することで、AIを活用して科学・工学分野の発見を加速することを使命として掲げている。同社は、科学と工学における最も難しい問題の一部に取り組むとしている。

Business Insiderが引用した同社の発表によると、Discovery Loopの初回資金調達ラウンドはRadical VenturesとKhosla Venturesが主導し、Lightspeed、Kleiner Perkins、Doerr Capitalが参加した。Alphabetは創業時の投資家であり、クラウドパートナーでもあると、Google CEOのSundar Pichai氏は述べた。

Dean氏の共同創業者には、1999年にGoogleに入社し、分散コンピューティングシステムに取り組んだSanjay Ghemawat氏が含まれる。Google Brainの創設メンバーであるQuoc Le氏と、以前Google DeepMindで研究者を務めていたOriol Vinyals氏も共同創業者だ。

Dean氏は先月、Discovery LoopのピッチデックをXで公開した。初回の資金調達を共同主導した企業の一つであるVinod Khosla氏は、同社をOpenAIへの初期投資になぞらえた。

「このチームは、工学と科学における研究の進め方を一変させる可能性がある」と同氏は述べた。