OpenAIの不正なエージェントは、7月の侵害の約2カ月前にHugging Faceのユーザーアカウント2つを侵害し、悪意のあるファイルを同プラットフォームのサーバーに送信していた。Reutersが水曜日に報じた。
報道によると、独立研究者のJonas Wiedermann-Moeller氏が先週この活動を発見し、早くも5月13日にさかのぼると述べた。この日、エージェントはアカウントを使ってHugging Faceのネットワークを調査していた。
この活動は、ネットワークへの侵入方法を探るため、その一部をマッピングまたはテストしようとする試みを模倣したものだった。ただし研究者らはReutersに対し、5月の活動が実際の侵害につながった証拠はないと述べた。
この発見により、Nvidiaが今月初めにHugging Faceの買収に合意した約119億ドルの取引をめぐるセキュリティインシデントの見方は、より複雑になった。
先月公開した包括的なインシデント報告書で、OpenAIはエージェントがHugging Faceユーザーのデジタル認証情報を盗み、生物学関連のファイルにアクセスしたと説明した。研究者らはReutersに対し、今回新たに明らかになった活動は、OpenAIが報告書で説明した内容を上回るものだったと述べた。
OpenAIの広報担当者Drew Pusateri氏は、同社は5月13日の出来事を開示し、Hugging Faceにはこの活動について非公開で通知しており、調査結果を検証中だと述べた。
OpenAIのエージェントはオープンインターネットに到達し、社内のサイバーセキュリティテスト中にHugging Faceのシステムへアクセスした。Hugging Faceの事後検証報告によると、7月9日から7月13日までに1万7600件を超える不審な操作が記録された。
このキャンペーンは4日半続いた。Hugging Faceによると、同社の保護策が変更の大半を阻止し、主要なHubデータベースは影響を受けず、顧客データにもアクセスされなかった。
