AI検索・回答企業のPerplexityは、最先端AIモデルの開発と運用を対象とする「複数年」の契約をCrusoeと締結した。
火曜日の発表によると、PerplexityはNvidiaの最上位システムGB300を搭載したクラスターを使ってモデルをトレーニングし、その後、Crusoeの推論サービスを通じて展開する。推論とは本質的に、AIモデルがエンドユーザーに応答し、回答を生成するために行う処理だ。
この契約により、Perplexityのモデルのトレーニングと運用は同じクラウドプラットフォーム上で行われることになる。
契約の金銭的条件とコンピュート容量は明らかにされていない。
「Perplexityの規模でAIを運用すると、遅延の1ミリ秒ごとにユーザーが影響を感じる」と、Perplexityの共同創業者兼CEOであるAravind Srinivas氏は述べた。「次世代ハードウェアに支えられた、高スループット・低レイテンシの推論です」
Perplexityは、AI回答エンジンが毎月15億件以上の質問を処理していると主張している。
その見返りとして、Crusoeは報じられている1,800人の従業員に対し、研究とデータ分析向けにPerplexity Enterprise ProとMaxも提供する。
この契約は、Crusoeが資金調達ラウンドで30億ドル超を調達し、企業価値が約300億ドルとなったとの報道に続くものだ。これは、2025年の資金調達ラウンド後の100億ドルの企業価値のほぼ3倍に当たる。
今月初め、Crusoeは量的取引企業のJane Streetとも、約130億ドル相当の5年間のコンピュート契約を締結したと報じられている。
Crusoeは2018年に設立され、ビットコインマイニング企業としてのルーツを持つ。その後、AIモデルの開発・運用を目指す企業向けに、データセンター、コンピューティングシステム、クラウドサービスを提供する方向へと事業を転換してきた。
