2月、Block Incは、従業員の約40%を削減することで、より「小規模でフラットな」人工知能戦略を追求すると発表し、同社の株価は20%超急騰した。それ以降も株価は上昇を続け、値上がりして約1年ぶりの高水準で取引されている。
この転換を受け、あるアナリストは同社がエージェント型AIを取り入れたことで「成長軌道がリセットされた」と指摘し、株式の投資判断を引き上げた。
「Blockの組織再編とエージェント型AIの活用により、停滞していると広く見なされていたビジネスモデルが再活性化した」と、StoneXの株式アナリスト、Mark Palmer氏は木曜日、顧客向けのメモに記した。「現在、多くの投資家は、同社が59m人のCash Appのアクティブユーザーと数百万人のSquare販売事業者に向けて、どれだけ多くの新製品を提供できるのか、またそれらの追加製品が売上高と利益にどの程度寄与するのかを問うている」
Palmer氏はXYZ株の投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価を$105とした。本稿執筆時点で、株価は約$79.50で取引されている。
Palmer氏によると、Blockのエージェント型AIツールはエンジニアリングの生産性を大幅に高めている。Gooseは従業員の約60%が毎週利用しており、BuilderBotは週に約1,500件のコード変更を生成している。
アナリストは続けて、エンジニア1人当たりのコード変更数は年初から150%増加し、6月には本番コードの変更のほぼすべてをAIが処理したと述べた。同社のSquare部門は2026年上半期に130の新機能をリリースしており、Palmer氏によると、これは2025年のペースの約3倍に当たる。
Blockの製品開発費は前年同期比で16%減少し、第2四半期には、同社の粗利益は予想を3.4%上回り、調整後営業利益は予想を20%上回った。
「今回の格上げは、エージェント型AIの導入によって成長軌道がリセットされ、利益率が向上し、新製品のパイプラインが再び充実した結果として見込まれる業績改善を、市場がまだ株価に織り込んでいないとの見方を反映している」とPalmer氏は記した。
