MetaはパーソナルAIエージェント「Muse」をリリースした。アナリストからは、「予想以上に有望」な製品サイクルとの初期評価が寄せられている。

「新しいMuseアプリを試してみたところ、アプリの洗練度、機能の幅広さ、ニュースフィードとの統合、アクションを実行できる点、そして無料プランの導入に、良い意味で驚かされた」と、Mizuhoのアナリストは9月9日付の顧客向けノートに記した。

投資家にとって最大の課題は、Metaの巨額なAI投資に対するリターンを証明することだ。Facebookの親会社は、主にデータセンター、サーバー、ネットワーク機器などのAIインフラを対象に、設備投資額を1300億ドルから1450億ドルの間と予測している。

「特にApp Storeで早期に成功を示せば、Museの展開はMETA株を押し上げる可能性がある」とアナリストは続けた。

Metaによると、Museはメールの送信、旅行の予約、ブラウザーの起動、フォームへの入力、ユーザーに代わった交渉などのタスクに加え、より高度で長期的な目標にも対応できるという。Mizuhoは、このエージェントのユーザー体験は他のAIエンジンよりも「大幅に消費者重視」だと述べた。

Mizuhoは、投資家がAI検索競争の再燃、Geminiの機能提供の遅れ、Searchとの比較基準の厳格化を検討する中で、MuseがGoogleの株価に圧力をかける可能性があると指摘した。一方、コンセンサス予想は依然としてやや積極的だとも述べた。エージェント型の旅行検索や予約の台頭は、オンライン旅行代理店に対する「仲介排除への懸念」を強める可能性もあるが、消費者が広くAIエージェントに予約の管理を委ねるようになるとの見方には、アナリストらはなお懐疑的だ。

Lloyd Walmsley氏率いるMizuhoのチームは、Meta株に「アウトパフォーム」の評価を維持し、目標株価を750ドルとした。これは現在の株価から約15%の上昇余地に相当する。